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 「千の風になって」  「A THOUSAND WINDS」 その2
先にご紹介した、
見る1996年にアクシデントで亡くなった星野道夫の10回忌・追悼番組「アラスカ はるかなる大地との対話」のDVDを見ていた途中で、
ハッとするそれでいて温か〜い感覚がありました。
そう、彼の魂がそっと寄り添ってくれたような!!

その時の感覚に押されるように、
私は彼のDVDのコピーを沢山作ってしまいました。
少なくとも、子どもの教育に関わっている友人たちに手渡ししようと決めて
”その時”が熟するのを待っています。

   ♪*♪*♪*♪*♪*♪

また、
見る昨年3月、私は実家の古いアルバムの整理をさせてほしいと申し出ました。
古いといっても日付がはっきりしているのは昭和4年〜で、
曽祖父と祖父がカナダに出稼ぎに行っていたため、
多少古いものが残っている程度ですから量的には全く大したことはないのです。
それが、アクシデントに阻まれ思うに進まず、
昨年末になってようやく再スキャンにとりかかることになったのでした。

それらのアルバムのページを繰っていくと、再発見したことが多々ありました。
あらためて図らずも自分のルーツを知るとともに、
特に多大なる影響を与えてくれた”祖父”の生き方を感じ取ることになったのでした。
そして、思いがけず、
写真館で撮った
生涯たった2回の2回目の”ハレの日”の記念となる写真(このとき私は中学1年生)を手にすることになったのです。
1度目のスキャンをしたときには預からなかったものです。
封筒の中をのぞくと
背筋を伸ばし、日ごろ柔和な祖父にしては珍しく意志の強い目をした凛々しい姿が
たくさん残っていました。
それでなぜか心にひっかかり、1枚もらうことにしました。
そして、私ではなく、連れ合いのデスクマットの間にはみこみ、
後の写真は全て実家に返却してきました。

昨日、半日以上にも及ぶ連れ合いの
 逡巡の後の大いなる朝とは真反対の決断を聞きながら
  私は祖父の姿や言葉を思い出して話し、
   しっかりと受け止めることができました。

それで、思い立って二人で市内の写真館に行ってきました。

祖父もまた、時空を越えて風になって私たちの前に現れ、
「ガンバレ、その心意気を生涯忘れてくれるなよ」と
いつもの癖でポンと肩をたたき、迷いを吹き飛ばしてくれたような気がしてなりませんでした。

今夜は、連れ合いのその言葉を反芻して写真の祖父に報告しているのですが、
大好きだった祖父はどうやらここにはとどまっていないようです。

亡くなった人の話がしたくなったら
 どうぞ、心のままに話して聞かせてくださいね。
  あなたにとって、私にとって大いなる意味があるのですよ。
| つれづれ日記 | 19:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
 「千の風になって」  「A THOUSAND WINDS」
   ♪*♪*♪*♪*♪*♪

植物 初めて知ったのは昨年11月、友人が貸してくれたNHKハイビジョン番組を録画したDVDのタイトルとしてでした。

肉親を亡くし、深く大きな喪失感にとらわれている世界各国の人たちを、やはり父を亡くしたばかりの女優木村多江がリポーターとして訪ねるというもの。

なくなった理由は様々、
残された家族の思いも様々なのですが、
2000.9.11米国同時多発テロ事件の死者の追悼式で11歳の少女が朗読して以来、
読み広められてきた一篇の詩

IRA(アイルランド共和軍)のテロで命を落とした青年が、"私が死んだときに開封してください"と両親に託した手紙の中に入っていた詩

それが「千の風になって」で、
この歌と歌詞により癒され、気づき、死者の魂と共に生きる方々が大勢登場します。
”死”の悲しみを越えて、深い意味について感じ、突き動かされる番組でした。

   私のお墓の前で 泣かないでください
  そこに私はいません 眠ってなんかいません
  千の風に
  千の風になって
  あの大きな空を
  吹きわたっています 
 (新井満氏日本語訳詞)


  ※新井満氏と「千の風になって」

    ♪*♪*♪*♪*♪*♪

植物 昨年末恒例のテレビ番組、「NHK紅白対抗歌合戦」ご覧になりましたか?

私は実家で両親や弟家族と話に花が咲いていたので、聞くともなく見るともなく、BGMとして楽しんでいたのですが、「千の風になって」が歌われているのには気づきました。もし、このDVDをみていなかったら記憶にも残らず、こうして「秋川雅史」の名も残っていなかったことでしょう。

先のDVD中では「スーザン・オズボーン」が「A THOUSAND WINDS」を澄んだ美声でせつせつと歌い上げていました。

   ♪*♪*♪*♪*♪*♪

植物 そのせいでしょうか、今年になってダイブレイクしているようです!!
オリコンで1位になったと先の友人からお知らせメールが届き、やっぱり〜と妙に納得したところです。また、別の友人と話題にしたところ、楽譜部門(YAMAHAのプリント楽譜)でも1位になっているとのことでした。
ホントだっ!!

★2006/11/6(月) NHKハイビジョン 9:00〜(110分) 
ドキュメンタリードラマ風、特別番組「千の風になって」が多くの人の感動を呼んだ。

★2007/1/25日(木) 10:00〜11:50(110分) 再放送
| 心のビタミン | 16:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
 「命」の繋がりを見つめて…、星野道夫「アラスカ はるかなる大地との対話」
カレンダー 新年明けましておめでとうございます。
 今年はもっともっと、よろしくお願いいたします。


   ♪*♪*♪*♪*♪*♪

さて、昨夜、星野道夫の名に惹かれて、「アラスカ はるかなる大地との対話」を見ました。

星野さんの名前や亡くなったことは知ってはいたのですが、ちゃんと記憶に残っていたのは
「地球交響曲(ガイアシンフォニー) 第1〜4番の中で星野道夫の話が最も印象に残っている」という友人の言葉のみでした。

テレビ欄で彼の名前を見つけ、
この友人の言葉に導かれて、録画しておいたものです。

   ♪*♪*♪*♪*♪*♪

1964年、小学校の卒業文集の寄せ書きに
浅き川も深く渡れ
という言葉を残し、

自分が都会(千葉)に住んでいるその瞬間に、もう一つの時間が流れ、北の大地を駆け回る熊の存在が気になる自分に気づいた少年時代。

そして、19歳のときに写真集の中の1枚の航空写真がきっかけとなり、
「あなたの村を訪ねてみたいです。仕事は何でもします。どこかの家に置いてもらえないでしょうか?」
という端的な想いをしたためた手紙を「アラスカ シシマレフ村 村長」と書いて出す。

すると、そんな手紙に半年後に村長からの返信があり、星野はその後の運命を決定するかのようなシシマレフでの1ヶ月を過ごすことになる。

その後の、「アラスカ」との再会。
そこで捉えられた四季折々の自然が織り成す厳しくも豊かな表情。
極寒の地特有の植物や動物たちが繰り広げる荘厳な命の営み。
 グリズリー、ホッキョクグマ、カリブーの群れ…、
 クジラたちが泣いていました。(鳴いているのではなく)

星野は生き物の姿を10万点にも及ぶ写真に収めただけではなく、
その間に否応なしにただ独り自然と向き合いわざるを得なかった時間を捉え、
エッセイ?詩?
研ぎ澄まされた言葉に換えて私たちに実に大切なことを残していました。

星野亡き後も、残された私たちがその気になりさえすれば、いつでも彼の想いが伝わるものなんですね。

あらためて
「命」の繋がりと
種を越えた「かけがえのない命」の存在
を感じましたよ。

この番組では10ヶ月に渡って星野が撮影した場所を訪れ、星野の記念碑ともいうべき写真の数々や、そこで記された言葉、そして今回初めて公開が許された日記と共に、星野の足跡を辿っています。

   ♪*♪*♪*♪*♪*♪

後日、小・中・高等学校には星野道夫の写真貸出しをしてもらえることを知りました。
関係者の方、計画していただけませんか?

私は、朝一番の空気、我が家の箱庭、通勤途中の風景、知多半島…と、身近なところから「命」を見つめ、感じ直してみようと思っています。


●「あちこちぶらり知多半島」航跡を残し泳ぐ白鳥(2006.1.28 常滑市 野池 takk氏撮影)



「美しく 平和な 地球を 子どもたちに!」

   ♪*♪*♪*♪*♪*♪

★NHK総合テレビ
「アラスカ 星のような物語 〜写真家・星野道夫 はるかなる大地との対話〜」
 2006年はちょうど星野さん没後10年で、7月にNHK衛星ハイビジョンで放送された番組を編集しなおし、新たに星野道夫の昔の写真や星野直子(妻)のインタビュー等を少しずつ加え、より凝縮された内容となった。
放送日時:2007年1月4日(木)22:00〜22:54

★星野道夫公式サイト

★「1997年 地球交響曲 ガイアシンフォニー 第三番」 
「地球交響曲第三番」では、1996年8月8日(享年43歳)にロシアのカムチャツカで熊に襲われて亡くなった写真家星野道夫と行くはずだったアラスカの大自然の旅を縦軸にして、宇宙物理学者フリーマン・ダイソン博士を野生のオルカ達が集まってくるカナダ・ハンソン島で撮影
| 心のビタミン | 00:42 | comments(0) | trackbacks(0) |